sizukanasoraの日記

16歳です。ふと思った事を書こうと思います。ご一読いただければ光栄です。

Time is 〇〇〇.

卒業してからもう2週間も経った。

未だに涙が出てこないのはきっと、不安定な春の天気のせいだと思う。

 

よく、「天国でまた会おう」というフレーズを映画やドラマで耳にするけれど、それは、約束されているのだろうか。もし、約束されていないのなら、それは、ただ単に気休めの言葉としてしか認識されなくなってしまう。

 

人間に天国があるのなら、動物にも天国があってほしい。

 

絶滅危惧種という最悪なカテゴリーに分類された動物は、いったいどれだけ人間を怨むんだろう。

もう、絶滅してしまった動物、いや絶滅させられた動物は、いったい人間をどんな存在として認知しているのだろう。

 

「私は何も関わっていません。動物を痛めつけるなんてしたことないし、私は動物を愛しています。きっと動物も私を愛しています。だから、私は動物に怨まれていません。」

 

なんて言わせない。

この人間が支配する世界にいる以上、関わっているんだよ。

あなたの立っている地面は、元々は動物や昆虫がいたに違いない。

そこをコンクリートで埋めて、地形を変えて、ぶっ潰して、あなたは立っている。

いきている動物を無残に殺して、バラバラにして、それを食べて、あなたは生きている。

これは、僕だってそうだ。

 

もし、神様が人間と絶滅した動物、どちらを天国に招くか選択を迫られたら。

 

たくさんの幸せに溺れて、いつしか幸せさえ見出せなくなった人間と。

 

幸せを追い求め、人間に刃向かいながらも、懸命に生きていた動物と。

 

どちらを、選ぶだろう。

僕は、きっとジコク行きだ。

 

だから、人間に天国があるようなら、動物にも天国があって欲しい。

 

 

人間にしか分からない苦しみや悲しさは、計り知れない。

けれど、人間にしか分からない幸せや愛も、計り知れないはずだ。

ちっぽけな幸せも、噛みしめて、味わって生きていこうよ、後悔する前に。

 

もうしてしまったんなら、もう、後悔しないように。

ちっぽけな幸せも、愛も、噛みしめて、味わって生きていこうよ。